家庭教師と通信教材を比べてみました!
学校の授業の他にも、家庭学習の補習教材として、通信教材などをとっている方も多いのではないかと思います。この通信教材、コスト面だけで見れば、家庭教師を頼むより、通信の自宅学習教材の方が確実に安くすみます。
しかし!!「やらないので、どんどん溜まる一方…」「イマイチ上手に使えてない気がする…」など、
始めてみて気づくことも多いですよね。
塾に通ったり、家庭教師をつけなくても、通信教材だけで成績を伸ばしているお子さんももちろんいらっしゃると思いますが、家庭学習の習慣が身についていないお子さんではそれも難しいかもしれません。
それぞれの状況によりメリットとデメリットの両側面がありますので、子供の性格(コツコツ1人で勉強できるか)や成績、ご家庭の事情などを考えて決めましょう。
お子さんは、一人でも勉強することができますか?
【勉強する時間の自由度を比較】
- 通信教材
通信教材は好きな時間に自分の都合で勉強ができます。
これは裏を返せば、性格的にコツコツやれる子ならいいのですが、そうでない場合には「いつまでたってもやらない」「流されてしまう」という状況になりかねない・・・ということです。勉強するクセがついていない子の場合は、やる前の段階から挫折してしまうのです。一人でもコツコツ学習を進めていけるお子さんかどうか、始める前に、もう一度確かめてみましょう。
- 家庭教師
日にち・曜日が決まっていて、しかも自宅まで先生が訪れてくれるので、いやおうなしに勉強する時間が作られます。つまり、家庭教師の先生が毎週定期的に来ることで、無理矢理でも勉強させる強制力があります。
決まった時間に勉強する環境を作ることにもつながります。
「一人だと学習を進められない」というお子さんにはピッタリの勉強法かもしれません。
【その場で疑問を解決できるか】
- 通信教材
基本的にはお子さん一人で勉強を進めていく通信教材の場合は、問題を解いて郵送し、添削が返ってくるまでにタイムラグが発生します。「戻ってきた頃には内容を忘れている」可能性もあります。
わからない箇所を忘れてそのままにしてしまうなら、学習とは言えませんね。
※ウチの子の場合は、添削すら出してませんでしたので、答えが合ってるかどうかもわからないまま、翌月号の分に手を出していました。
- 家庭教師
マンツーマンの家庭教師だと、質問したその場ですぐに教えてもらうことができます。
通信教材のように、ポイントをためてご褒美がもらえるようなシステムはありませんが、先生が褒めてくれる、わからないことがその場でわかるようになる、という通信では得がたいご褒美があります。
私が思うに…通信教材に向いている子とは?
“通信教材”とひと口に言っても、基礎学力をつけるための学校の授業の予習復習用、高いレベルを狙っている子供向けの高校受験用、など様々な異なるタイプの教材があります。
私は、通信教育に向いているのは、ある程度の学力があり、勉強する楽しさを知っていて、かつ目的意識をハッキリと持っている子だと思います。
うちの子は、小学生の時に家庭学習教材を買っていましたが、ほとんど手つかずで積み重なっていく一方でした・・・
親の立場からすると、まっさらな教材が増えていくのを見るのは切ないものがありますね。その点をお子さんによく確認した上で始められると良いと思います。
また、大手の通信教材になると、志望校別のテキストや問題集などもあるようです。
これは受験生を抱える親にとっては、心強い味方になっているようです。